クリスマスプレゼント
Originally uploaded by comfortgarden
毎年クリスマス会では、お客様にプレゼントを各種ご用意します。
その中にいつも植物をいかした景品を添えています。
今年は、お正月の和風小品盆栽と室内で楽しめる洋風苔玉を作りました。
盆栽はクロマツとミニ葉牡丹、ヤブコウジ、苔玉はミニ観葉を使用しています。
ともにコンパクトで手軽に楽しめるのが特徴です。
毎年クリスマス会では、お客様にプレゼントを各種ご用意します。
その中にいつも植物をいかした景品を添えています。
今年は、お正月の和風小品盆栽と室内で楽しめる洋風苔玉を作りました。
盆栽はクロマツとミニ葉牡丹、ヤブコウジ、苔玉はミニ観葉を使用しています。
ともにコンパクトで手軽に楽しめるのが特徴です。
師走も中旬を過ぎ、今年最後の園芸クラブは「しめ縄づくり」を行いました。
素材は里山の棚田で刈った稲と稲穂、同じく庭園のキンカンの実で、水引とお飾りは手作りのものを使ったオリジナルのしめ縄が完成しました。
先日のクリスマスリースづくりに続いてお客様達は、お手製のしめ縄で玄関前を飾るのを楽しみにされています。
12月に入り園芸クラブでクリスマスリースづくりを行いました。
リース台はアケビのツタ、レイランディー(コニファ)の葉・アイビーで緑の下地をつくり、そこに庭で栽培して採った美味辛トウガラシ・タカノツメ・ムギワラギク・木の実・光もの・リボンなど、思う存分アレンジしていただきました。
皆様お互いの個性的な出来上がりに「なかなか豪華ね~。」と会話を楽しみながら笑顔の絶えないリースづくりとなりました。
毎年、クリスマスイベントでプレゼント会という企画を行っています。
その景品の中にその年に厳選して選んだ「バラの大苗」プレゼントがあります。昨年はフランスのバラ「シャルルドゴール」という藤色をした香りの良いバラを選びました。
当選されたお客様と2人三脚で植え込みを行い、鉢植えで無農薬栽培をアドバイスさせていただいた結果、すばらしい秋バラを持ってきていただき感激しました。
フロントカウンターで香りを楽しませてもらいました。
特に紫系と橙系のバラは特に秋花が美しく、この「シャルルドゴール」も徐々にグレーがかって退色していく様が散り際まで美しかったです。
今月は、アートフェア月間ということで、施設フロント前に様々なアート作品が展示され、その中に園芸クラブの皆様が作成した小品盆栽も並びました。
これらは、調理スタッフの作成した陶芸鉢に様々な野の樹木と山野草植え込んだコラボ作品で、生きた植物がお互いの作品を引き立てあう効果があって、たいへん好評でした。
日頃接点のないお客様とスタッフの間でつながりを持てた良い機会となりました。
10月に入り、秋植え球根の植え付け適期となりました。
園芸クラブではクロッカス球根を使ったプログラムを行いました。
球根をどんな風に工夫して植え付けるかあれこれ考えるのも、毎年恒例で楽しみでもあります。
今回は、素手でも折り曲げ簡単なワイヤーの金網を使ってハンドバック型のハンギングにしてみました。
クロッカスの芽が出るまではガーデンシクラメンの花も楽しめるように一緒に植え付けました。
来年2月クロッカスの花期には、どんな寄せ植えになっているか?皆様楽しみにされていました。
毎年秋に草木染めのイベントを行っています。
今年は「キバナコスモス」「ミント」の煮出し汁を使って、エコバックを染めていただきました。
温めた染液につけて5分ほど置いて、銅焙煎液に浸すと、鮮やかな黄色とオレンジに染まります。
好みの絞り柄をつけてお洒落なエコバックになりました。
昨年11月に種まきした「帝王貝細工」が5月下旬から咲き続け、現在もまだ切花が採れています。
カサカサの花が特徴で、乾燥させても色あせません。
4ヶ月間せっせと切花を採り、乾燥させた花部分にワイヤーを貼り付けました。花軸を取り付けることでカラフルなドライフラワーアレンジが楽々と作成できて、お客様には大好評でした。
今月は、5月に種まきした藍染めの原料となる「タデ藍」が大きく育ち、「生葉染め」の巾着袋づくりに挑戦しました。
若い新葉を選び、セロテープで留めて、すりこ木で叩くという至って単純な工程ですが、なかなか奥が深いものでした。
染め生地の素材によって大きく染まり方に強弱が出たり、強く叩きすぎたり、水分を吸収しない台で叩いてしまうと葉脈が綺麗に出なかったりと、試行錯誤してからの本番となりました。
生葉染めは時期も重要で、7月下旬~9月初旬までが適期となるようです。
今回は良く染まって皆様たいへん喜ばれました。
趣味でガーデニングが楽しめる庭「いとしの庭」にドーム状の支柱に囲まれたベンチがあります。
3年前に植えつけた「センニンソウ」が初めて花をつけました。
6月にコガネムシの食害に遭い、一度切り戻し剪定をしたので、やや遅れ気味の開花となりました。
遠目からも真っ白に群生する花は見応えがあります。
ベンチに座ると、甘い香りが楽しめます。
コンフォートガーデンあざみ野の庭は、建物を囲むように7つの庭があります。
その「星の庭」というエリアの中に、スギ苔で覆われた和風庭園があり、主に山野草を植栽しています。
写真のヤマシャクヤクは、定植から3年目でようやく咲かせることが出来た記念の花後の実です。
平地での山野草栽培は、失敗も多いですが、いろいろ試しながらこの土地を好む山野草を見つけようと、徐々に種類を増やしているところです。
昨年小さなポット苗から育て始めた中国ハスの一品種です。
一冬を越冬させた後、4月に植え替えを行い、それから4ヶ月を経た今、次々と花を咲かせてくれています。
ハスはわりに肥料を好むそうで油粕を追肥に使ったら、想いのほか大きな花を咲かせてくれました。
花の見頃は午前中、開き始めた花は甘い香りを漂わせます。
ハス鉢はダイニング前に設置してあり、食事に来られた皆様にガラス越しに眺めてもらっています。
庭作業をしていると当然思わぬ昆虫と出会うときがあります。
里山の庭には姫孟宗竹(ヒメモウソウチク)が植栽されている小さなエリアがあり、そこの雑草取りをしているときに下草の中からひょっこり出てきたのを、お客様が見つけました。
「わぁ~綺麗ね~。」と周りのボランティアさん達もびっくり、皆様野生のものを見るのは初めてでした。
その名の通り玉虫色のグラデーションが美しかったです。
暑い日差しの中で咲き続けるヒャクニチソウは、何か元気を与えてくれるような気がします。
こぼれ種からでも毎年発芽するので、皆様には馴染みの花ですね。
ただし、こぼれダネで毎年咲かせていると、花形・花色が一重のくすんだ赤紫ばかりになってしまいます。
今回庭で咲かせたこの花は、「カクタス咲き」の種から育てたものです。その名のとおり百日間咲かせてみたいものです。
下向きに多数の花を咲かせるシャンデリア・リリーは園芸品種ですが、どこかオニユリを思わせる趣きがあるので、当施設の7つの庭の一つである「里山の庭」にはピッタリと映えます。
数輪のつぼみが下から順々に咲きあがっていくので、カサブランカやテッポウユリなどよりも花期が長いように感じます。
ミソハギやキキョウ、オイランソウと一緒に咲かせています。
お客様参加の園芸クラブで、押し花うちわづくりを行いました。
春に皆様で押したパンジービオラなどの押し花が沢山あったのですが、なぜか利用機会を逃したままでした。今回ようやく作品に使うことが出来ました。季節はずれの花々ですが、それがかえって新鮮な?印象の作品となり好評でしたよ。今回は和紙シートをアイロンで当てる方法にしたので、花色も鮮明に出たのも良かった様です。
月3回行っている園芸クラブで、居住者様達に、庭の切花とクレマチスを使ったアレンジメントを楽しんでもらいました。篭口は、特に人気がありました。
クレマチスの世界で、功績を残された人物の一人に、神奈川県にゆかりのある小沢一薫さんという方がおられます。挿し木によるクレマチス増殖方法の確立や、数多くの品種を育種された偉大な方であったそうです。その品種の名称には、地元横浜周辺の地名がつけらています。都築・柿生・麻生・篭口(ろうぐち)・踊場・這沢(はいざわ)・入生・等など。コンフォートガーデンあざみ野の庭にも、数種類の小澤さん作出品種があります。今の時期は、篭口・踊場が満開です。
現在、鉢植え用に出回るポットガーベラや切花で出回るガーベラは、オランダで育種されたファン・ウェイク系というものが、主流になっています。茎の軸が太くフラワーアレンジには重宝するものですが、夏の高温多湿に弱く、なかなか庭植えでの栽培には向きません。そんな中、居住者のお客様の一人から「昔のガーベラは、良かったわねぇ~。」という声がありました。細立ちの一重の真っ赤なガーベラがよく農家の庭先などで咲いていたそうです。
そのガーベラは、庭植えでも丈夫で毎年花を咲かせてくれる優秀な宿根草で、戦前~1970年代までは出回っていて、赤・白・ピンク・オレンジ・黄色などの一重咲き~八重咲きが各種揃っていたようです。そのガーベラは今は見かけることもなくなってしまいました。
今回、機会あってその「昔のガーベラ」を手に入れることが出来ました。実物を目にして、今のガーベラとは全くイメージが違う清楚な花姿に惹かれ、ぜひコンフォートガーデンあざみ野の庭にも取り入れたいと思いました。
園芸品種の植物でも、育種がなされていく中で忘れ去られてしまうものがあり、その中でお年寄りの方々が「懐かしい~」と思う植物があることを知りました。今後は、このような植物をどんどん増やしていきたいと思っています。
芝生の一部の植え込みでは八重咲きキンケイギクが咲いています。近縁で一重咲きのオオキンケイギクは、生態系に悪影響を及ぼしかねないとして「特定栽培外来植物」に指定され栽培が禁止になっています。この「八重咲きキンケイギク」はオオキンケイギクに比べるとそれほど強健ではなく、あまり殖えません。コンパクトな株姿で、ポンポン咲きの花形が気に入っています。
コンフォートガーデンあざみ野の庭には、回想法をテーマにした庭「里山の庭」があります。小川の流れや棚田を配置した懐かしさをイメージする庭となっています。その流れの一角で、ハンゲショウが開花しました。
花に近い葉っぱの一部が白くなり花よりも目立っています。ほんと半分化粧をしているようで名前の由来どおりです。ドクダミ科だけあって、地下茎でよく増えます。