庭園のネリネ

　今年は庭園の地植えでも、各所に朱赤・白・ピンクなどのネリネが入りました。淡い朝日が当たると、花びらにラメが入ったようにキラキラと光るのが観察できて綺麗です。

6年目のネリネ

　2013年8月の園芸クラブで小さな素焼き鉢に１球ずつネリネ球根を植えつけました。居住者様のお一人が、そのままは育てずにその後すぐ、他の花の終えた寄せ植えプランターにその１球をねじ込んだそうです。ネリネは園芸書ではなるべく小さな鉢で、肥料分も少なめで・・・と書いてありますが、その居住者様のネリネは腐ることなく分球し大型化、今年７本も花茎を伸ばして咲きました。他の園芸クラブに参加されていた居住者様も「見事ね～！うちのはまだ、小さく2,3球よ。」と驚かれていました。プランター残土の肥料成分が非常に効いたみたいです。園芸書に従わなくても上手くいった例です。

稲刈りイベント

　快晴の中、10月21日稲刈りイベントを催しました。居住者様に稲刈りとサツマイモ掘りを、東京農業大学の学生さんたちと共に行って頂き、そしてスタッフも交えての大根踊りで盛り上りました。その後、里山の庭のテラスで、収穫した柿と芋きんとんを味わいながらの学生さんたちとの交流を楽しんで頂きました。サツマイモの収穫量は？・・・ちょっと期待した量より少なめでした。

柿の収穫とイベント準備

　柿の収穫と稲刈りイベントの準備を行いました。柿は、台風で樹冠の半分が吹き飛ばされましたが、残りの枝に沢山の実が成り、高枝切りバサミで収穫しました。田んぼは、藻と雑草取りをして水を抜きました。サツマイモ畑は、紅はるか、紅あずまは生育良好、鳴門金時は出来がイマイチといったところでしょうか。日曜日の収穫が楽しみです。

おじぎ草の花

　庭園裏で管理していた花を終えた球根プランターから、おじぎ草が開花していました。何年か前に種蒔きの時期を間違えて開花できなかったことがあり、そのときのものか・・・？たまに思わぬところから意外な花が咲いてくるのも園芸の面白いところです。早速ダイニング前に飾り「おじぎ草ってこんな花が咲くの？かわいいわね。」と居住者様。「触ってもいいかしら？」と触れると葉が閉じる様子も楽しんでおられました。

台風の塩害

　9月に引き続き、10月も早々に台風24号が到来しました。庭園を片付け、1週間が経ち徐々に塩害の影響が出てきました。紅葉前の落葉樹は葉を落とし、開花中の萩、秋明菊などは花、葉ともにチリチリに乾燥したように枯れました。庭園のほとんど場所で花がなくなってしまっています。そんな中、開花したのは中庭のバラ・クレマチスが各1輪、庭ではオキザリス（花カタバミ）が健気に咲いてくれました。塩分を含んだ風雨の凄さを感じています。