2017年7月17日月曜日

純白のムクゲ

 庭園の東側に位置する星の庭で、ムクゲが満開となりました。これから3ヶ月近く咲いていくれる花期の長い花木です。種も良くできる樹で、この純白のムクゲも実生から育てた10年ものの樹です。1日花ですが、花付きが良いので、毎日同じ花が咲いているように見えます。庭園で夏場に咲くアオイ科植物は、このムクゲの開花から始まります。

2017年7月15日土曜日

里山の蝶 ジャコウアゲハ

  写真撮影がご趣味の居住者様で、植物だけではなく、花を訪れる昆虫たちの写真を撮る方々もいらっしゃいます。コンフォートガーデンの庭にも、数々昆虫は居ますが、花の蜜を吸う蝶でも、大型のアゲハチョウは、活発であっという間に飛び去ります。「なかなか、シャッターチャンスを狙っても、特に黒い大きいのは難しいね。」とお話がありました。                   数年前から、里山の庭に「ウマノスズクサ」という山芋の葉に似たツル植物を植え、幼虫の食草である「ジャコウアゲハ」を呼び寄せようと定植しました。昨年あたりから、数匹飛んでいるのを確認、今年は幼虫も確認でき、里山の庭に定着してくれたようです。ジャコウアゲハは、飛翔はゆるやか、花にも良く止まるので写真も撮り易いと思います。                       ジャコウアゲハちゃん、そろそろ居住者様に撮ってもらってるかな・・・?

2017年7月14日金曜日

カライトソウ

  里山の庭の流れ沿いのカライトソウです。名称、花姿から性質の弱そうなイメージを持っていましたが、地下茎をめぐらせて育つ性質の強いハンゲショウやノコンギクの繁茂した間から、毎年元気良く花を咲かせるほど強健です。ツクシの頭を長細くしたような固い蕾から、ピンクの繊細な花弁が開いていく様子が面白い植物です。

2017年7月13日木曜日

オニユリと鹿の子ゆり

 里山の庭のオニユリ(オレンジ)、鹿の子ゆり(ピンク)、オニユリの改良種シャンデリアリリー(黄色)が咲きました。皆、下向きにカールした花弁に、まだら模様が入る花で、夏の強烈な日差しにも映える色合いです。オニユリ・鹿の子ゆりが咲き出すとユリの季節も終盤になります。昔、農業を手伝っていたという居住者様が「オニユリは、食用ユリとよく似ているわね。」と話されていました。

2017年7月11日火曜日

アガパンサス

  庭園の各所の青や白のアガパンサスが、咲いています。昔ながらの大型種や最近改良された小型種など、定植しておくと年々株が充実して花数が増えていきます。とても丈夫で手間がかかりません。昔から園芸に親しんできた居住者様は(別名)「紫クンシラン」と呼ばれています。暑い時期に清涼感を与えてくれる植物です。

2017年7月6日木曜日

エゴノキの花と実

  庭園のエゴノキの実がなっています。今年は5月にたくさんの花が咲いてとても綺麗でした。実もたくさんつきましたが、果肉には毒性があるようです。野鳥には好んで食すものが数種おり、ヤマガラは特に好むそうです。食べる時期は、実がもっと熟す時期なのでしょうか?どんな野鳥が来るのか観察したいと思います。

2017年7月5日水曜日

ヤマユリとオリエンタルハイブリッド

  鉢植えのヤマユリが咲きました。ヤマユリを元に改良された庭園の交配種も切り花にして展示を行いました。原種のヤマユリも、花の大きさ、豪華さが交配種と変わらず綺麗で「これが原種なの~。」と居住者様も驚かれていました。